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スッチーだった頃 3

3.モックアップでの訓練

 教室で習った航空理論などはすっかり忘れてしまいましたが、
今も覚えているのはやはり実施訓練です。
訓練中に太った理由をもうひとつ思い出しました。

機内での食事サービスの訓練は、モックアップという飛行機の機内と
まったく同じに造られた施設でするのです。 
その時は訓練生が交代でお客さん役をするわけです。
で、ですね。 なんと実際にファーストクラスの食事が出され、
お客さん役の訓練生はその食事を食べることができたのです。

当時のファーストクラスの食事は、食前酒 (アペリティフと言います。
当然ながら訓練ではお酒は飲ませてはもらえませんでしたが)、
オードブル、スープ、メインディッシュ (ビーフ・チキンなどを選択できます)、
チーズ・フルーツ・デザート 、食後の飲み物 (コーヒーまたは紅茶)、
食後酒も用意されていました。

ファーストクラスの食事は、それはそれは豪華でした。
外国人のVIPもお迎えしますから、オードブルやチーズは、マザーユウキも
ほとんど見たことのないような食材や種類が用意されていました。
特にチーズは、種類が豊富でしたが、カビがはえたようなブルーチーズは、
見た目といい、臭いといい、いかに食いしんぼうのマザーユウキと言え、
とても好きにはなれませんでしたけど。

訓練の時は、現役パーサーやアシスタントパーサーが教えに来てくれます。 
マザーユウキは、その時教えてもらったアシスタントパーサーと
その後フライトで一緒になったことがあるのですが、(毎回クルーは変わりますが、
便数も多いですし、知ったクルーと一緒になる確率はそう高くはありません)
彼はしっかりマザーユウキを覚えていました。

「君は一番前でよく食べていたなあ」

太るはずです。
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プロフィール

平川裕貴

Author:平川裕貴
幼児教育研究家、キッズマナーコンサルタント、マナー講師、著述家、コラムライター、英語スクール経営者

出版物
『歌で覚える英会話 キッズソング1~3』(販売終了)
『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』(アマゾンにて販売中)
『5歳でも間に合う!わが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)全国の書店・ネットショップで好評販売中

ママ向けサイト『ハピママ』『KIDSNA』『IT Mama』で、しつけや英語に関するコラム記事執筆

英語学習者向けサイト『Cheer up English』で子育て英語記事執筆


元日本航空CA,外資系英語スクールマネージャーを経て、1988年外国人講師による子どものための英語スクール『リリパット』を設立。
一時関西に英会話教室30教室以上を展開するが、阪神淡路大震災で被災し、規模縮小を余儀なくされる。
長年欧米文化に触れてきた経験と、震災後の長く苦しい体験から得た知恵も生かし、子ども達の長い人生を見据えた幼児教育に取り組み、現在3歳から6歳を対象とした『リトル・キンダー』という幼稚園型スクールを開校。
日々小さな子ども達に囲まれて、時には笑い転げ、時には雷を落とし、賑やかに楽しく過ごしています。

第2の人生の目標として、得てきた知恵や知識を伝えるべく、本業のスクール経営の傍ら執筆活動を開始しています。

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