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スッチーだった頃 8

8.スチュワーデスの仕事

またまた食べる話ですが、今度はマザーユウキではなく、
お客様が食べる(召し上がる)話です。
国際線では、食事が出ることが多いので、国内線とは仕事の内容が大きく違ってきます。
飛行機にはギャレーと呼ばれる、キッチンのようなものがあります。
そこには、肉料理を温めるオーブンとか、お湯を沸かせるコンテナ、
ほとんどの料理がセットされたトレーが詰まったカートや、
飲み物サービス用のカートなどが、効率よくぎっしり詰まっています。

食事の時間に合わせて肉料理のオーブンをセット。
温まったら、小さな四角いお皿に入った肉料理をオーブンから出して、
トレーにセットしていきます。
これを素早くセットしていく練習も訓練中にしました。
何十人分もの食事を、冷めないうちに提供しなければなりませんからね。

ここだけの話、この仕事は、おしとやかな子より、多少ガサツな子の方が有利かもです。
セットし終わったら、カートごと通路に運んでトレーを出し、
お客様の座席前のテーブルに載せていくわけです。
そうそうその前におしぼりを配っていましたっけ。

お茶やコーヒーの係りはまた別にいて、ティーバックで日本茶や紅茶を作り、
それらやコーヒーを、トレーを配り終わったお客様から、
順次お聞きして入れていきます。

ファーストクラスの食事は、アペリティフからオードブル、スープにメインディッシュと
一つずつ優雅に提供されます。
ファーストクラスは、お客様の人数も少ないので、ゆったりお上品に?サービスします。
ジャンボジェットには、バーカウンターがあって、カクテルなどのお酒は
たいてい男性のアシスタントパーサーが作ります。
ローストビーフを切り分けるのもパーサーかアシスタントパーサーの仕事でした。
食事が終わると、トレーを片付けて、フライトの時間にもよりますが、雑誌を配ったり、
毛布や枕を配ったり、お客様のリクエストにお答えしたりします。

クルーも交代で食事をしますが、満席の時はカーテンで仕切られたギャレーの中で、
素早く済ませることになります。
席に余裕がある時は、目立たない席でいただきますが、
それでもゆっくりは食べていられません。

ファーストクラスの担当になると、みんな内心大喜びです。
なぜって、ファーストクラスの食事がいただけるからです。
中でもみんなが狙っていたのは、オードブルで出されるキャビア。
一瓶使い切ることはなくたいてい余りますから、クルーはおこぼれを
頂戴できるというわけ。
このキャビアを白いご飯に載せて食べるキャビアライスなるもの、
時には取り合いになることも。
ウフ、内緒の話ですよ~。


さて、話をまたお客様に戻しましょう。
便によっては、夕食と朝食がついていたり、昼食と軽食がついていたりと様々です。
いくら長いフライトでも、飛行機の中ではほとんど動けませんのでお腹もすきません。
さすがに2食目は残されるお客さまも多いです。

さあ、「当機まもなく○○空港に着陸いたします」
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プロフィール

平川裕貴

Author:平川裕貴
幼児教育研究家、キッズマナーコンサルタント、マナー講師、著述家、コラムライター、英語スクール経営者

出版物
『歌で覚える英会話 キッズソング1~3』(販売終了)
『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』(アマゾンにて販売中)
『5歳でも間に合う!わが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)全国の書店・ネットショップで好評販売中

ママ向けサイト『ハピママ』『KIDSNA』『IT Mama』で、しつけや英語に関するコラム記事執筆

英語学習者向けサイト『Cheer up English』で子育て英語記事執筆


元日本航空CA,外資系英語スクールマネージャーを経て、1988年外国人講師による子どものための英語スクール『リリパット』を設立。
一時関西に英会話教室30教室以上を展開するが、阪神淡路大震災で被災し、規模縮小を余儀なくされる。
長年欧米文化に触れてきた経験と、震災後の長く苦しい体験から得た知恵も生かし、子ども達の長い人生を見据えた幼児教育に取り組み、現在3歳から6歳を対象とした『リトル・キンダー』という幼稚園型スクールを開校。
日々小さな子ども達に囲まれて、時には笑い転げ、時には雷を落とし、賑やかに楽しく過ごしています。

第2の人生の目標として、得てきた知恵や知識を伝えるべく、本業のスクール経営の傍ら執筆活動を開始しています。

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