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スッチーだった頃 7

7.OJT

訓練が終了して一人前のスチュワーデス!
と、その前にOJT(On the Job Training)というのがあるのです。
確か1か月だったかしら。 訓練生というネームプレートをつけてフライトするのです。
マザーユウキが訓練生として最初に飛んだのは、香港でした。

この時のフライトのことは緊張のあまりほとんど覚えていないのに、
クルー達と中華料理を食べに行ったことだけはしっかり覚えているマザーユウキです。
なにせ当時は、若い小娘が入れるような本格的な中華料理のお店って
ほとんどありませんでしたから、食べるもの食べるものとっても新鮮だったのです。
「また食べるはなし?」なんて声も聞こえてきそうですから、ちょっと真面目な話を。

では、実際のフライトで、国際線のスチュワーデスはどんなことをするのでしょう。

まずフライトの2時間前にオペレーションセンターに行って準備をします。
一緒にフライトする客室乗務員の紹介や、フライトの担当
(ファーストクラスとかエコノミー担当、アナウンス担当など役割確認)など
ミーティングが終わると、機長らが待機する部屋に行って、
機長らからフライトに関する情報を聞きます。
例えば、「天候が悪いので途中揺れるかもしれない」とか
「向かい風が強いので到着が遅れるかもしれない」とか
「到着地の天候は晴れ、00時到着予定」とか、
客室乗務員が知っておくべき情報が与えられます。

そして飛行機に乗り込んだら、まずは自分の担当コンパートメントのチェックです。
もちろん搭乗前にきちんと掃除はされていますが、清掃漏れはないか、
不審物はないか再点検します。

搭乗時間になったら、持ち場についてお客様をにこやかにお迎えして
お席への誘導、手荷物を正しく安全に置いていただくようご案内します。
お客様が席に着かれ、出発の時間になれば、シートベルトの着用などをチェックします。
席に着かれてから出発までに時間がある時は、先に毛布や枕を配ったり、
雑誌や新聞を配ったりします。

いよいよ出発、飛行機のドアがしまったら、大切な仕事があります。
ああ、あの悪夢の脱出用シュートを非常時用にセットすること。
これで、非常事態が発生した時、ドアを開ければ、脱出シュートが
自動的に降りることになります。


出発したら、実は禁煙のサインが消えるまでちょっと緊張しています。
早く消えたり遅かったり、機長によって結構差があるのですが、なかなか消えないと
「何かトラブルでもあったのかしら」
と、顔には出しませんが、不安になります。
禁煙のサインが消えたら、何事もなく上昇できたんだとホッとします。

その後しばらくしてシートベルト着用のサインが消えますが、これからがスチュワーデスの戦闘開始です。
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プロフィール

平川裕貴

Author:平川裕貴
幼児教育研究家、キッズマナーコンサルタント、マナー講師、著述家、コラムライター、英語スクール経営者

出版物
『歌で覚える英会話 キッズソング1~3』(販売終了)
『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』(アマゾンにて販売中)
『5歳でも間に合う!わが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)全国の書店・ネットショップで好評販売中

ママ向けサイト『ハピママ』『KIDSNA』『IT Mama』で、しつけや英語に関するコラム記事執筆

英語学習者向けサイト『Cheer up English』で子育て英語記事執筆


元日本航空CA,外資系英語スクールマネージャーを経て、1988年外国人講師による子どものための英語スクール『リリパット』を設立。
一時関西に英会話教室30教室以上を展開するが、阪神淡路大震災で被災し、規模縮小を余儀なくされる。
長年欧米文化に触れてきた経験と、震災後の長く苦しい体験から得た知恵も生かし、子ども達の長い人生を見据えた幼児教育に取り組み、現在3歳から6歳を対象とした『リトル・キンダー』という幼稚園型スクールを開校。
日々小さな子ども達に囲まれて、時には笑い転げ、時には雷を落とし、賑やかに楽しく過ごしています。

第2の人生の目標として、得てきた知恵や知識を伝えるべく、本業のスクール経営の傍ら執筆活動を開始しています。

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